指導部です。

今回のテーマは、「大学を調べよう!」です。
最近面談した生徒さんの志望校は、『九州大学 芸術工学部 芸術工学科音響設計コース』。
ネットの紹介動画を視聴したところ、

 

「音響設計コースは、音楽だけでなく、聴覚心理学、音響信号処理等、『音』に関する幅広い分野を横断的に学ぶコースで、
音の響きに関わる設備として、無響室(全く音が響かない)、残響室(すごく音が響く)、残響可変室(音の響きをコントロ
ール出来る)等があり、それらの部屋を様々に組み合わせた実験や作品制作を通して、音の特性というものを物理的、身体的
に学ぶことが出来る。」
また、「例えばコンサートホールの設計に携わる仕事をする場合、演奏する側の気持ちを知っているか知らないかが非常に重要となるため、ピアノの演奏はじめ、音楽に関する授業も充実している。」

 

と、紹介されていました。

いかがでしょうか?大学での実際の学びが具体的にイメージ出来るのではないでしょうか?
今、中高生・保護者の皆さんの周りは情報に溢れ、ともすると過多になりがちだったり、逆にいつでも探せることで、つい先延ばしにしがちです。

受験した模試の結果から、偏差値を基準に「この辺りなら受かりそう」と考えて志望校を決める、それが悪いといっている訳ではありません。
でも、4年間を過ごす大学生活、その本分が「学び」であるならば、自分が興味・関心のある分野を学ぶにはどこにどの様な大学があり、そこではどの様な学びが出来るのか、じっくり調べてみることも大切だと思います。

このような「気づき」を与えて、受験勉強や進路決定に向けて一歩踏み出していただくようにサポートすることが指導部のお仕事です。

 

指導部スタッフと教務部スタッフ全員が、生徒ひとり一人の『夢』の実現のため、親身になって対応しております。